京都本社では、匠の技の中でも紹介しております、伝統技法や染色の工程を見学していただけます。
数百数千の柄がある型置き場、一色一色微妙な色の違いを再現する調色場、実際に着物を染めている職人の細やかな刷毛さばきをご覧頂くだけでなく、白生地や図案など実際に製品となる前の染めの工程など直に細かく見ることが出来、完成された作品もご覧いただくことができます。
白生地は丹後ちりめんや浜ちりめんなど表現したい柄や色によって地紋や風合等を検討し生地を選びます。
配色によって指示された色を「手合わせ」という昔ながらの調色方法で色を合わせます。
複雑に色を混ぜ合わせることによってより深いアジのある色を表現することが出来ます。
染色の工程を細かく見て頂いた後、改めて作品をご覧頂くと熟練の技を幾重にも重ね仕上げられた匠の技、ものづくりの奥深さを感じて頂けると思います。
